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zoom RSS 勝負に絶対は無い!

<<   作成日時 : 2005/01/24 23:37   >>

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「真剣勝負に絶対は無い」
これはどの世界にも、通ずることだと思う。
NEC(3位)−神戸製鋼(5位)で、周囲の評判からはNEC絶対優位との
声が高かったが、終わってみれば16−51でNECの大敗であった。

ヤコが不在だったから?確かにヤコは凄いが、一人で35点差を埋められるだろうか?
神戸製鋼の崖っぷちの気迫が、NECを上回ったのか?

この大敗の原因は、部に関わっていない現在、正直なところわからない。

しかし、今回(NEC)の敗戦は、自分の過去の試合をフラッシュバックとして蘇らせた。

高校3年全国大会都予選準決勝。前年度全国大会ベスト8という堂々とした成績を引っさげ、
翌大会に乗り込んだ我が高校。当時最強、敵なしと言われていた国学院久我山高校とブロックがわかれ、部員の誰もが「イケる!」と思っていたし、そんな雰囲気も漂っていた。
トーナメント表を見ると、強敵は決勝であたる本郷高校のみと「勝手に」解釈し、普段の練習も
対本郷高校対策のみ。本郷高校を意識した練習に終始していた。

そして準決勝当日。試合開始前のミーティングで「サインプレーは一切なし。決勝までとっておく」
という指示のもと、選手の頭には「サインプレーは一切なし」というデータが正確にインプットされた。

そしてキックオフ。もちろん戦前の周囲の予想は、決勝戦は「目黒−本郷」というカードだろうという
見方が多くを占めた。試合も2トライを奪い、流れは我が高校にあった。

しかし・・・・

かくして試合は20−21の大逆転負けを喫した。最後までサインプレーは使用せずの敗退。
こうして私の高校3年間、ラグビー「漬け」の生活があっけなく幕を閉じた。

「誰かがやるだろう」「いつかは逆転するだろう」「サインプレーなど使わなくても大丈夫だろう」

試合中にそんな雰囲気が蔓延していた。しかしそれで勝てるほどこの世界甘くはなかった。
「一瞬の隙」「迷い」「油断」は「死」を意味する。トップの世界では上になればなるほど顕著である。

アテネ五輪柔道日本代表の、井上康生も「金メダル確実」と言われながらまさかの2回戦敗退
であった。2002年のサッカー日韓W杯でも、決勝T進出確実といわれていた強豪国が次々と
予選で姿を消していった事も記憶に新しい。更に言うならば、「世界bP」と言われ続けながら、
NZオールブラックスは第一回大会以来、実に約16年間「世界bP」から遠ざかっている。

断じてNECや上記選手、チームに油断、隙があったなどとは言わない。ありえない。
ましてや、全てトップアスリートである。試合に優先順位などはつけるはずもないし、
100%以上万全の準備を整えて試合に臨んでいる。

ただ、真剣勝負に絶対は無い。裏を返せば絶対不利、厳しいと言われている状況でも、それを
覆し勝利を掴み取る事は可能という事である。

この世界、勝つ事は大変難しく、タイトルを手にすること(優勝)の道程は非常に険しい。

そんなことを考えさせられる試合結果であった。

シーズンも徐々に終盤を迎えており、残りはMS杯2試合と日本選手権のみになったが、
改めて言いたい。

「勝負に絶対は無い!」

追伸:高校3年の敗退、今でも思い出すと後悔でたまりません。同期で酒を交わした時も
    その話題は未だに悔しすぎて、誰も口にしません。その悔しさ、後悔を人生の糧として、
    今を、これからの人生を生きていきます。

追伸2:「日本のラグビーを・・」とは言うものの、やはり母校、出身チームのNECの試合は
     はいつまでたっても気になります。つい贔屓目に。という事で、やはりNECの日本
     選手権ミラクル、期待しています。





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2005/01/29 18:25

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
トミーさん、こんにちは。

「勝負に絶対はない」ほんとうにその通りだと思います。

私にもこんな思い出があります。

やはり、高校3年生の時ですが。
全国大会準決勝。対戦相手は、トミーさんの母校です。小林くんと同期になります。
由布院で、夏合宿も一緒にさせてもらい。夏の時点では、勝たせてもらってました。
正直、あの時は私たちも決勝のことを考えてました。

結果は、何もさせてもらえませんでした。完敗でした。

トミーさんの記事を読みながら、あの時が蘇ってきました。

今後ともよろしくお願いします。
浜本哲治
2005/01/25 11:45
さむ〜い中、秩父宮まで一家(というかラグビースクール)で
観戦してきました〜。
神戸の気迫が上回っていた、という印象です。
試合前のアップも金網から見ていたのですが、
ガンガン気合を入れている、というNECに対し、
神戸が静かなのがフシギでしたが、
内にフツフツとたぎらせていたのでしょうね〜。
選手の皆さんには申し訳ありませんが、
ラグビーファンとしては、
「これだからラグビーは面白い!」
と思っちゃいました(^-^;...。
日本選手権、ますます楽しみです。

それと、トミーさん!
一回戦の秩父宮4チームの中で、
応援グッズを配ってくれなかったのはNECだけですよ〜(T-T)。
「ファンなら買おう!」はモチロンですが、
我が家ように「私だけNECファン♪」だとそれも叶わず・・・。
息子は、「旗ももらったし、神戸製鋼を応援だ!」になっちゃうし・・・。


ryuryu
2005/01/26 06:36
◆浜本さん◆
すごいブログ盛り上がっていますね。
いつも楽しく拝見させて頂いています。

◆ryuryuさん◆
観戦お疲れ様でした。と言ってももうすぐ一週間経ってしまいますが。。
ryuryuさんは準決勝行きませんか?
NECは残念ながらもういませんね。。。
日本選手権のミラクルに、大いに期待しましょう!
トミー
2005/01/28 23:36
☆トミーさん☆

ご無沙汰しています。(ずっとPCの画面の調子が悪くて・・・。)

MS杯の取材等々、お疲れ様です。
私も秩父宮で敗戦を見てしまいました。
トミーさんの『神戸の崖っぷちの気迫が・・・』というコメントは、ひときわ
ズキンときます。

私は素人なので、勝負の本当の厳しさは分かってないのだと思います。
でも、以下のコメントは、ファンとしての率直な感想です。(お許しを。)
よく「相手の気迫が上回った」とか、「“勝ちたい”という気持ちが、相手よりも弱かった」というコメントを耳にしますが、応援している者としては
これほど屈辱的なコメントはない・・・といつも感じます。

それなら「気迫のこもった選手」や「勝ちたい気持ちは誰にも負けない!」
という選手を出せばいいのでは?・・・と思います。
もちろん、そんな簡単な話ではないことは分かっていますが、試合に出た以上は「気持ちで負けた」というコメントは、出られなかった選手や、チームを支えて下さってる方々に対して、失礼だと思います。
日本選手権では「ぶっ倒れるまで頑張る!」くらいのコメントを期待します!
ゆうこ
2005/01/29 15:40
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